USB-C充電器の不思議

先日入手したHP Pavilion x360 14-dy(いつ壊れてもおかしくないレッツノートの代り)で充電可能なUSB-C充電器を、ようやく、ようやく入手しました。なにせHP純正のUSB-C充電器でもサポートされない可哀想な機種なのです。

充電できたのは以下の製品。

さすがBelkinというところです。

ここにたどり着くまでの道のり。

まずは手持ちの充電器。

ここまでは全滅でした。

据え置き型ですが、以下のBelkinのThunderbolt4 Dock(M1 MacBookPro用に購入)はなぜか充電可能。

さらに、クラウドファンディングで入手した超巨大なモバイルバッテリーでも充電可能です。

上記のBOLDを充電するために100W以上の充電器として購入した以下でも、ダメでした。

ここで、何らかのPD規格以外の出力を出している、もしくは12Vが無い、PPSを正しくサポートしていない、つまりPD規格違反が影響しているのか?などなど考えて、PD3.0の規格を完全にクリアする製品として、

を入手して試してみましたが、やはりダメ。。。

ところが、ここでAnkerの3ポートで、①ポートにx360、②ポートにiPhoneを繋いで試したところ、問題無く充電可能。この状態で②を抜いても問題無く充電が継続される。でも、同じことをKOVOLやRAVPowerでやってもやはりダメ。

以上のことから、以下の仮説に到達しました。

  • Pavillion x360は45Wまでサポート(正確には65Wはサポートしない)
  • 充電器のチップにより45Wを正しく認識できるものとできないものがある

最終的にBelkinの65W充電器は賢く、1ポートの使用のみでも問題無く充電できることから、後者の仮説も正しそうです。

うん、無駄に充電器(RAVPower...)を買ってしまいましたが、まぁ使いどころはあるし、面白かったので良しとしましょう。